株式の新規公開とは? | 株初心者入門TOP |
株式を公開していなかった会社が株式を公開することです
株式の新規公開とは、株式市場に未上場の会社が新たに株を公開することを新規公開といいます。 英語ではIntial Public Offeringと言い、この頭文字を取って株式の新規公開をIPOとも呼びます。 新規公開する為には、企業の業績や技術、成長性などが考慮され上場基準を満たした企業が 東京証券取引所やジャスダックなどに上場されます。
東京証券取引所には1部上場、2部上場、東証マザーズという3つの市場があり、上場基準は1部が最も厳しく 2部、マザーズの順に基準が緩くなります。
企業が株式を新規公開する理由は
1.会社の運営資金の調達を容易にする
2.社会的信用、認知度を高める
3.優秀な人材の確保
などの目的でなされます。株式を新規公開した会社は「公開会社」と呼ばれ、
証券取引法の法令に従い、企業情報開示の義務を負うことになります。
株式の新規公開の2つの方式
株式の新規公開には「募集」と「売り出し」の2つの方式があります。
募集は新たに株式を発行して証券市場から資金を調達する、或いは株主を増やす目的で
行われます。
一方、売り出しは既存の株主が保有している発行済みの株を投資家に販売することを言います。 一般的な株式の新規公開では募集と売り出しの両方が平行して行われることが多いです。
株式の新規公開の魅力
株式の新規公開の大きな魅力は公募価格よりも初値が大幅に上回るケースが多いことです。 公募価格の5倍、6倍という初値が付く事も珍しくなく、上手く投資を行えば資産を大きく増やすことも可能です。
しかし、新規公開後株価が安定する2〜3ヶ月の間は株価が乱高下するので株を始めたばかりの初心者には IPO株はオススメできません。