株価に影響を与えるニュースとは? 株初心者入門TOP

ニュースで報じられる数値は要チェックです

  株価の変動は基本的に各企業の業績によって動きますが、企業単独の業績だけでなく経済全般の各数値も 大きく株価に影響を与えます。テレビのニュースや新聞の見出しで時折見かける下記で紹介するキーワードは特に重要ですので覚えておきましょう。

ニュースで報じられるような経済指標も重要ですが短期的に即株価の変動に直結する数値があります。 それはニューヨークダウ、NASDAQ、為替(円ドル)、CME日経先物、NYダウ先物、原油先物です。これらの方が短期的なデイトレードには重要だったりすます。 これらの情報についての詳細は別途ページを作りました。

コチラをご覧ください。

GDP(国内総生産)

  GDPとは日本国内で一定期間内に生み出された付加価値の総額を指します。付加価値とは1000円の原材料で 2000円の商品を売ったならば、商品価格から原材費を引いた1000円が付加価値になります。この付加価値の 伸びが大きければ経済は好景気であると判断されます。GDPの実質経済成長率は株価に影響を 与え、日本の株式市場では日本国内のGDPだけでなく、米国のGDP成長率の影響も大きいです。

鉱工業生産指数

  鉱工業生産指数とは基準年の鉱工業製品の生産量を100と基準にして指数化したものを指します。 景気が良くなればモノも良く売れるようになるので、鉱工業製品の出荷量も増え鉱工業生産指数も上向きます。 景気が悪くなればモノは売れなくなり、鉱工業製品の出荷量も減り鉱工業生産指数も悪化する ことから、鉱工業生産指数は景気を判断する1つの材料となります。

消費者物価指数

  消費者物価指数とは一般消費者が購入する商品やサービスの価格を調査し、平均的な物価水準の動きを時系列的に 指数化したものを指します。消費者物価指数は指数に使われる商品を選び、基準となる年の物価を100とします。 基準年より指数が上昇していればインフレ傾向、下落していればデフレ傾向ということになります。 消費者物価指数が下落しているデフレ状態は商品の価格が下がり企業の収益も悪化するという理由から 、経済を低迷させる要因となるので消費者物価指数が下落すると株価も下落傾向に傾きます。

日銀短観

  日銀短観とは「主要(全国)企業短期経済観測調査」の略称で、日本銀行が四半期ごとに各企業に対して、製品需給、在庫水準、売上高や 経済の先行きなどを調査するアンケートをまとめたものです。多くの調査内容の中でも注目される 項目は業況判断指数(DI)です。DIは企業の業況感を表したもので、大企業のDIの良し悪しは株価に大きく影響を 与えます。日銀短観は調査はサンプル数の多さや厳密性や信頼性の高いので経済指標の中でも特に重要視されています。

機械受注

  機械受注とは内閣府経済社会総合研究所が毎月発表している、主要な器械製造業者が受注した額を表す指標です。 機械受注は企業の設備投資の動向を知る上で重要な指標です。

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