ストップ安ストップ高とは? | 株初心者入門TOP |
ストップ安ストップ高とは上下の値幅制限のことです
テレビの株関連のニュースや新聞でもよく見かける「ストップ安」「ストップ高」とは 株価に対しての上下の値幅制限の事です。
例えば、株価が200円未満のものは上下50円、500円未満は80円、 1000円未満のものは100円、1500円未満は200円というように値幅の制限があります。
具体的には前日終値が180円の 株があるとするとストップ安が130円、ストップ高が230円の値幅で取引されます。 この株に「売り」が殺到し値を下げてもその日の内には130円以下の値には なりません。反対に「買い」が殺到し値を上げても230円以上の値はつきません。
ストップ安とストップ高は ストップの頭文字を取ってそれぞれ「S安」「S高」とも呼ばれます。
ストップ安ストップ高がある理由
なぜこのような制限があるのかというと、好材料でも悪材料でも急激な株価の値動きは市場を混乱されてしまうため、 このような一定の値幅の制限があるのです。
ある企業の不祥事が発覚したとすると、このような値幅制限が無いと売りが売りを呼び、適正以上に値を下げて しまうことによって企業の社会的信用を傷付け、業績の悪化から倒産してしまう可能性すらあります。
他にも株価の乱高下に乗じた投機的売買により、大きな経済的損失を受けてしまう投資家を生み出さないようにする ためにも値幅制限があるのです。
以下に東証1部、東証2部、東証マザーズのストップ安、ストップ高の一覧表を掲載します。
ストップ安ストップ高一覧表
株価 | 上下の値幅制限 |
1〜100円未満 | 30円 |
100〜200円未満 | 50円 |
200〜500円未満 | 80円 |
500〜1,000円未満 | 100円 |
1,000〜1,500円未満 | 200円 |
1,500〜2,000円未満 | 300円 |
2,000〜3,000円未満 | 400円 |
3,000〜5,000円未満 | 500円 |
5,000〜10,000円未満 | 1,000円 |
10,000〜20,000円未満 | 2,000円 |
20,000〜30,000円未満 | 3,000円 |
30,000〜50,000円未満 | 4,000円 |
50,000〜70,000円未満 | 5,000円 |
70,000〜100,000円未満 | 10,000円 |
100,000〜150,000円未満 | 20,000円 |
150,000〜200,000円未満 | 30,000円 |
200,000〜300,000円未満 | 40,000円 |
300,000〜500,000円未満 | 50,000円 |
500,000〜1,000,000円未満 | 100,000円 |
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