証券会社が倒産したらどうなる? 株初心者入門TOP

証券会社が倒産しても持ち株に影響はありません

  もし利用している証券会社が倒産してしまったら、企業の倒産のように株は価値がなくなってしますのかと言うと そのような事はありません。証券会社が倒産しても持ち株には何ら影響はありません

証券会社はあくまで企業と投資家との株取引の仲介役でしかないので、証券会社が倒産したとしても株式の保有には影響はないのです。 証券会社を通して企業と投資家で売買される株券は証券会社が保管しているわけではなく、株式会社証券保管振替機構 (通称ほふり)という別の機構に株券は預けられており、証券会社が倒産したとしても株券が強制執行の対象となり、消失してしまうような事故が起きない様なシステムになっています。

破産した証券会社の財産に対する強制執行は証券会社自己保有株式分に限られ、顧客預託分は強制執行の対象にならないと言う訳です。

証券会社が倒産した場合は、ほふりからの株券の受け渡しや他の証券会社への残高移管が可能です。

証券会社に預けてある口座の資金は?

  株券だけでなく、株を購入するために証券会社の口座に入金してある資金も、証券会社の資金とは別に分別管理してあるので 口座のお金も心配することは無いようです。もし、口座の資金がなくなってしまう様な事があっても、投資家保護基金が 用意してあるので、1000万円を上限として資金は保証して貰えるので安心です。

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