実際に株を購入する手順とは? | 株初心者入門TOP |
売り買いする手順は意外と簡単です
それでは実際に株を買う手順を説明します。
まずは証券会社から郵送されてきた書類に記載されているIDとパスワードを使い会員ページにログインします(専用ツールを使う人は専用ツールからログインします)。
ログイン後に「取引」という項目をクリックすると取引ページに移動するので下記の項目を入力します。
- 「買い」か「売り」かを選択
- 買いたい銘柄の4桁の銘柄コードを入力
- 買いたい株数を入力
- 指値注文か成行注文かを選択
- 1株(単元株)をいくらで買うのかを入力
- 取引パスワードを入力
以上の事項を選択入力すれば株を買うことができます。即座にこれだけの項目を入力することはなれるまでに 多少の時間が掛かりますが、慣れれば簡単です。証券会社が用意する取引専用のツールを使えば これらの入力作業を軽減することもできます。上記に指値注文と成行注文かを選択とありますが 「指値」と「成行」とはどういうものなのでしょうか?
指値とは?
指値とは「この値以下で買いたい、またはこの値以上で売りたい」という希望の値を指定して売り買いすることです。 例えば1株12万円で買いたいと思い12万円で指値をしておくと、株価が12万円以下になった時に自動的に 買うことができます。逆に売りたい時は12万円で指値をしておくと株価が12万円以上になった時に自動的に 売ることができます。
指値は「12万円で買いたい」と指値をしておいても希望の価格以下で約定するので 指値以下の11万9000円や11万8000円で約定することもありますが、指値以上の12万1000円や12万2000円で約定することはありません。
売りの場合は、指値で12万円で指値しておいても、指値以上の12万1000円や12万2000円で約定することは ありますが、指値以下の11万9000円や11万8000円で約定することはありません。
通常株を売買する時には希望の値で取引できる、この指値注文を主として使うことになります。
成行とは?
成行注文は指値のように希望の値を指定しないで売り買いの注文を出す方法です。成行は指値よりも 優先されるので 「株価が急騰しそうなので今すぐ買いたい!」「株価が急落しそうなので今すぐ売りたい!」という 急ぎの注文の時に使う注文方法です。成行注文は買いの場合は現在の価格よりも割高で買う事になり、 売る時は割安で売ることになり、損失が大きくなるので通常は指値注文で取引することをオススメします。
不成とは?
不成とは取引時間中には指値で注文を出し、その指値で取引が成立しなかった場合は終値を成行で売買するという 注文です。例えば、不成で12万円で買いの注文を出し、取引時間中に12万円以下にならなかった場合は、 終値が12万3000円だったとすると成行で12万3000円で株を買うことができるという注文方法です。 「希望の価格まで下落してから買いたいが、下落しなかったらいくらでもいいから買いたい」 という時には便利でしょう。
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