銀行と証券会社の違い? | 株初心者入門TOP |
銀行と証券会社の違いとは何でしょう?
預貯金では銀行にお金を預けますが、株で預貯金の場合の銀行に相当する機関が証券会社です。 銀行と証券会社の違いは「間接金融」か「直接金融」かの違いです。
間接金融である銀行の場合
銀行は個人や企業から預金という形でお金を集め、その集めたお金を資金が必要な個人や
企業にローンとして金利を取って貸し出します。
この様にお金の貸し手(預金者)と借り手(金利を払ってお金を
貸し手貰う人)とが直接取引きせず、銀行が間に入る方式を「間接金融」と言います。
銀行が集めたお金を借り手に
再分配するので間接なのです。銀行が預金者から集めたお金の運用に失敗しても、預金者は損をしません。
直接金融である株の場合
証券会社は銀行と違って、お金を必要とする企業とお金を貸したい人の仲介役でしかありません。
銀行は集めたお金を銀行自らの判断で融資するかしないかの審査をしますが、証券会社は手数料を取って
株の売買を取り次ぐだけなので、リスクは全て株を買う出資者が負う事になります。
預貯金では銀行が大きく
利益を上げても預金者の取り分が多くなることはないですが、株では株が値上がりした分直接株を買った本人の
利益になります。この様に企業と出資者が直接取引きする方式を「直接金融」といいます。
▲ PAGE TOP